床走行移乗機ヘルパー育

機動性に優れた
コンパクトな移乗機です。

ヘルパー育は充電式の電動昇降型移乗機です。
ベッドに横になった状態からでも、短時間で利用者を車いすに移乗させることが可能です。また、安全・安定した姿勢での移乗により、利用者に不安を与えません。
床からのすき間が70mmまでの低床ベッドに対応しています。

機器概要

  • 事 業 主 体 名 : キョウワアグメント株式会社
  • 事業期間 [分類] : 2016.11-2017.3 [導入支援]

「ヘルパー育」が解決してくれること

介助者ひとりで楽に
移乗ができるようになります!

要介護者の移乗介助には複数の介助者を必要とすることが少なくありません。多忙な介護現場では移乗が必要になった時にもう一人の介助者を探すのが一苦労です。ヘルパー育を導入すれば、これまで人手に頼っていた移乗介助に伴う介助者の身体的負担が大幅に軽減されます。

私ひとりで介助できればおじいちゃんをまたせないわ!

介護施設スタッフ

やさしく抱え込むアームが移乗時の不安感を解決!

スリング(吊り具)の支点が頭上にある吊り下げ式リフトは揺れが不安感を与えることも。
ヘルパー育はアームが利用者の上半身を支えて安定感抜群。スリング支点もアームの下に複数あるので走行時も揺れにくい構造です。

スリングの抜き差しがとても簡単です!

介護施設スタッフ

ベッドに寝た姿勢からの移乗も楽にできます!

端座位からの移乗が難しい方でも、ヘルパー育なら、ベッド下と床の間にわずか70mmの隙間があれば、ベッドに寝た姿勢からの移乗が楽にできるので、要介護者と介助者の負担が軽減されます。

中腰作業が減りそうだわ!

介護施設スタッフ

キョウワアグメント株式会社が考える、ものづくり 使っている人が、心地よい・使いやすいものでないとダメなんです。

私が介護機器の製作に尽力することとなったきっかけは、母親が大病を患ったことです。彼女を楽にするためにいざ使い始めた介護機器は、「本当に利用者のことを考えているのだろうか」という疑問が残るものでした。当社の介護機器は、介護を受ける人が自立でき、そして介助者が極力手をかけずにすむ構造を目指すことに重きを置いています。

代表取締役社長 柵木貞雄

ヘルパー育 開発ストーリー 自分たちなら今までにない移乗機を作れると思った。

日本の介護現場は移乗に介助の必要な方の移乗を人手に頼っていることが多く、機器が導入されている現場でも、荷物のようにクレーンで吊り上げるタイプや、移乗時の姿勢が安定しないものや、床走行式を謳っていても大きすぎて実際には使えないなど、課題が多くあります。自動車メーカーの開発者であった私ならよりユーザ目線に立った機器を作れると思いました。

開発でどんなところが
大変でしたか?

色々ありますねぇ…。実際に作ってみないと、体に対してどういう負担がかかるかというのがわからないですし、開発段階だとどうしても健常者だけでテストしてしまうので、実際にお年寄りにつかってもらうと全く基準が違うので、それまで積み上げてきたものが一気に崩れたり…。色々なことがありました。移乗機なので、やはり写真だけでは伝わりません。実際に使ってみて、デモンストレーションを企画いただいて、ようやく導入まで辿りつくことができました。

02.iGNTはどのような形で
役立ちましたか?

モノづくりから始まって、今年は量産、実際に導入まで支援いただきました。開発にあたっては、中小企業なので、どうしても外部に出て意見を聞くというのが難しいのですが、iGNTを通して、施設の方に見ていただいて、使っていただいて、ダメ出しを頂くことが出来ました。そこでまた改善して…という工程を踏めて良かったです。要望があれば、都度コーディネーターの方にアレンジ頂きました。経済的にも、開発面に関しても、大変助けられました。中小企業1社でできないようなことが、この支援で得られたと思います。また、導入においても、施設の方から、iGNTがあることで、取り入れてもらいやすくなりました。

03.今後、どのように発展して
いきたいか聞かせてください。

開発から導入までを経験して、日本の介護現場の問題というのが見えてきました。
たとえば海外に目を向けると、オーストラリアでは先進的な介護をしていて、機器をうまく活用し、ケアの質を高めて、働く人の体も守っているという、すごい成功例があります。
茨城県をモデルケースとして、そういった取り組みをする手助けをしたいです。日本の福祉関係をもっと良くしたいと考えています。
世界に対しても、去年、展示会に出した際に、色々とお声がけがあり、ヨーロッパの大使館の方ですとか、海外企業の方から、実際にお声がけ頂きました。海外の市場に向けて、どこまで通用するか挑戦していきたいです。

茨城GNTを応援している有識者

株式会社メディカルラボパートナーズ  代表取締役
清水 美雪 氏

入所者の方にも、腰痛の多い介護スタッフの方々にも、負担をかけることなく移乗できる点が、今までに無かったポイントです。とくに移乗のための準備作業に手間がかからない点も現場で使いやすい点です。

公益財団法人テクノエイド協会 企画部 参与
加藤 智幸 氏

スリングの敷き込みが体を大きく持ち上げることなく簡単にできるので、端坐位をとるのが困難な方も、寝たままの姿勢から移乗できます。また、スリングがお尻を包み込む形でサポートするので、移動時の姿勢が安定しています。

ヘルパー育導入施設の声

ヘルパー育を離職率の
低下につなげたい。

介護現場では人手に頼った移乗介助により腰痛が発生し、離職の原因の一要因になっています。ヘルパー育を導入したことで腰痛を発症している介助者でも移乗介助が可能になり、介助者が安全に継続的に介護できる環境となり、離職率が低下することを期待しています。(施設長)

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